勇者たちの中学受験を読んで対岸の火事では済まないって感じた話

噂の本【勇者たちの中学受験】をKindle購入し読みました。

あっという間に読み終わってしまったし、

最初から最後まで

我が家とは違う熱量のある話だと思いました。

そもそも、もう私立中学は受験しないと決めていたし、読む必要は全くなかったけど、読んで良かったと思えました。

1年からサピックスに行かせ、日能研に行かせ…

本人の意向を無視?するかたちで2度中学受験させようと躍起になりましたし、

もしいまだに私たち親が諦めきれずに、

無理して中学受験をさせていたら

似たような経験をしていたかもしれない。

そう思ったらやっぱり

対岸の火事ではないなって思えますよ。

地元難関の公立中高一貫校を目指している時点で

ヤバいのかなって…

そもそも、受検の下地作りで5年が終わる予定なので、

本に出てくる3家族のようなレベルではないわけですが、…😅

首都圏や関西の中学受験はやっぱりエゲツないなぁ。っていう本当に語彙力ない感想しかないです。

中学受験を頑張ってる親御さんや子どもさんは立派です。

ただ私が好きじゃないのは、

中学受験ザマスなママアカウントが苦手。

私の生活の中にはいない存在だから良いのですが…

Twitter内がマウント合戦ですね。

狂気を感じまくってます。

そういう一部の親の裏の顔は、

今回の本にあるような人たちでもあるんだろうな…

この本を読むとますます、中学受験ってなんなんだろうって感じます。

必死にサポートして念願の中学に行けて

良い大学に行けて良い就職先受かって…

ってドラマティックに幸せになれるのは

一握りだったり…

残念な大人になる人もいるわけです。

3つのケースでは3番目の話が1番良いエンディングだし親も失敗を生かす事ができてる。

私は1人しか子どもがいないから

誰かのロールモデルにすらなれないかもしれないな。(うん、なれないよ∑(゚Д゚))

だけど何万通りの受験があるわけだから

模索しながら学習していくしかない。

娘には学歴より、沢山の経験をしてトライエラーしながら成長して欲しいって思います。

あとは子どもにあう塾を見つけるって大切で

塾に頼りすぎたり、子どもに期待をかけ過ぎたり

したらいけないなって思いました。

ガチで中学受験されてる親御さんであれば

胸が締め付けられるような内容なので

これから中学受験を考えようという方には一読されても良いのでは?

と思います。

気になるのは、受験する数の多さにびっくり。

何個も併願を受けられる能力と親の金銭面も脱帽。

しっかり働いて塾代も受験代も学費も払い続けられる経済力のある親がしっかり子どもたちをサポートしてるんだから、本当にすごい。

ただ気になるのは、

私立中学受験する子たちが、お試しとして

地元公立中高一貫校も沢山うけてるってことで

偏差値が無駄に上がってしまったので、

名前だけが盛り上がってしまってるって事情を知り残念に思っています。

我が家は夢のまた夢の志望校なので、

お試し受験は私立にお願いします!って思ってしまう。(うるさい)

私が後悔したのはKindle購入したこと。

はっきりいって長く手元に持ちたい本ではありませんでした。

多分そろそろメルカリで流れるのではないかと思います。