娘が経験した小さないじめの内容と解決した方法を振り返る

昨年、娘はいじめを経験しました。このブログに残すのを迷い、

書くのをやめていましたが、少し共有していこうと思います。

細かい詳細は省き箇条書きみたいなものですが、よろしくお願いします。

いじめの定義

いじめとは何がどうされていじめになるのか?

一児童が対象児童に心理的、物理的な影響を与え、対象の児童が心身の苦痛を感じること。

いじめの定義は昔より厳しくなりました。

昔は学校が把握しないものはいじめ認定されていなかったんです。

今は学校が把握しなくてもいじめとして訴えることができます。

このいじめに関しては、無意識にいじめるケースはよくあるんじゃないか?と思うんです。

自分の気分のままに自分よりおとなしいこをターゲットにするとか・・・娘もそんな目に遭いました。

娘が経験した小さないじめ

特定の子Aさんから、無視や暴言を耳元で受けたりしました。

同じグループ行動も娘だけを無視し、その時の学習の成果が出ないと全て娘のせいにされました。

そういったことが4年から1年半続いていたそうです。

そのAさんとはある時から一方的に嫌われて攻撃を受けていました。

親子感で話し合って収めることがありましたが、

高学年ではそういきません。

改善されずにいたことで、娘より私が疲弊しました。

泣いて帰ってきた時にもう我慢しないで

先生に相談しよう!ってことで相談しました。

先生はあくまでも中立

先生はあくまでも、私たちの報告を聞いて

事実確認をしてからAさん親に伝えると話しました。

事実確認はその子に直接心当たりはないか聞いたようで少しあると解答したので

とある行事がある前日に親御さんに話すとなり話してもらいました。

いじめ側の親の態度と返答にショック

いじめはしていない認識、

そちら(私の娘)にも問題がある(ジロジロ見るし)

その事で以前から家庭内で話題になっていた

と、先生から報告がありました。

びっくりしました。

まず、いじわるをしたということは認めてくれると思ってましたし、謝ってくれると思っていましたが逆に娘が悪く言われました。

さすがにこの親子とはこの時は距離を置こうと思いました。

その後の私たち側の対応

私たちは納得しませんでした。

娘は学校に行きたくないのに頑張って通いました。

幸い仲良しの友達がいたし、そのいじめをしたAさん自身は反省したのか、謝ってくれました。

親からの謝罪はありませんでした。

向こうの言い分では、娘がジロジロ見てくるのが嫌だったとそのAさんが親に相談していたみたいなのですが、

それは娘は嫌なことをされていて常にそのAさんを意識していたからしてしまった行為だと娘も訴えていました。

私はそのことも先生に伝えた上で、解決する方向に持っていきました。

娘には普通の態度で接してくれたら良い、

こちらもジロジロ顔色を伺うことはしませんからあくまでもクラスメイトという関係性を保って欲しいと伝えました。

親同士の会話

私の中では、入学当初からAさんの母親とは話す機会もあったし、

個人的に良い人だと思っていました。

半年くらい経って、勇気を出して話しかけました。

そうしたら素直に謝ってくれました。

色々とこの機会に気づいたことがたくさんあった、ありがとうとまで言われました。

Aさんは娘がとにかく気に入らないと言う感じみたいです。(かなりショックを受けました)

(気に入らないって言うだけでいじめるなんて!非常識!・・・心の中で言ってました。)

色々互いの育児について今後の子供の付き合い方を話しました。

やはり、お互い自分の子を信じているし、自分の子が大切ですから

いじめる側に回った時はそれは受け止めたくないだろうし、まさか!とも思うのは理解できます。

それでもあの時素直に応じてくれなかったことに関しては私はまだ腑に落ちないでいるんですが、

そんな小さいことは言うのはやめて、穏便に解決することを私は選択しました。

いつまでも許さないと言う感情を私は持っていたくなかった。

嫌なことは手放したいので。

子供同士は自然になればいい、でもされた側は後遺症。

いじめた側のAさんは、娘に対してしたことは「いじめ」という認識で理解してくれました。

これは先生がそのことしっかり面談してくれて、娘にしたことはいけないことだと話してくれたことで、Aさんは反省したそうです。

授業の道徳にも「いじめ」について取り上げてくれたことが良かったみたいです。

娘に対しては意地悪な態度や言動は一つもなくなり、普通に接してくれるようになりました。

ここ半年、自然なクラスメイトとして過ごしているようです。

ただ、「誰が嫌いか?」をAさんはよく他の同級生と盛り上がって話しているからあのグループは呆れると娘が言っていたので、その子たちの無神経な根は非常に深いものなのかもれません。

これは私たちが解決できることではないです。

子供同士で自然に解決することは難しいけど、先生が適切な指導をしてくれたことで

改善されたことはとても良かったし感謝したいと思っています。

ただ、娘自身は後遺症はまだあります。

その子のことを許しているけど、深く付き合う友達にはなれないと思うと、はっきりと口にして私に言いました。

友達は無理して作らなくていい

友達は無理して作るものではないし、

特にいじめられた子と仲良くなることはしなくて良いと思っています。

最近、下校時に帰る友達も娘に対して誘っておいて無視するという遊びに絡まれたそうです。

娘は、スルーしているみたいですけど、

以下の記事の話は継続していたようです(悲)

最近の娘の友達事情最近の娘の友達事情

女子って成長すると人格変わる気がするので、娘には防備することを教えました。

  • どんなに悲しくても同じことをし返さない。
  • 自分を傷つけない人が本当の友達
  • 少しでも嫌なことを感じる言動をされたら距離を置く
  • 穏やかな人と過ごす

なかな全てまとめて書くことはできないですが、

自分を傷つける人なんかといて欲しくないですからね。

当たり前に思うことを教えました。

行き過ぎたいじめは犯罪です。

親子関係をきちんとしていないとやっぱりいじめに気づけないまま後悔することがあります。

親は安心できる存在でいること

親がいない学校生活は何がおきるかわからない。

だからこそ、自分の子供の一番の味方、聞き役は親の役目だと思います。

忙しいからと話を聞かない関係性でいると

いざという時に子供を救えないんです。

私は、完璧な親ではないけど、娘がなんでも打ち明けてくれるところは

この親子関係は間違っていなかったんだと思えます。

いじめ問題はいじめる側に問題がある。このことをもう少し世の中も学校も意識してほしいです。

長々と読んでいただきありがとうございました。

役に立つブログを書けるように頑張ります!

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